榊

さかきSakaki

全国1125位 ・ 約1.6万人

榊(さかき)は、 【1】道君姓 ― 越後国頸城郡の名族で、越国造市入命の後裔、従五位上・道君道から出たという。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
さかき
ローマ字
Sakaki
全国順位
全国1125位
推計人数
約1.6万人
全国比率
日本人のおよそ0.013%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

榊をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Sakaki読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 越後国(新潟県)
  • 岩代国(福島県)
  • 出羽国(山形県・秋田県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

榊(さかき)は、 【1】道君姓 ― 越後国(新潟県)頸城郡の名族で、越国造市入命の後裔、従五位上・道君道から出たという。 【2】岩代(福島県)の榊氏 ― 「新編会津風土記」の河沼郡浜崎村の条に「稲荷神社神職・榊奥正。その名を忠重という。寛政十二年からこの社の神職」と載せ、また同郡沼上村の条に「春日神社神職・榊出羽。その祖を出雲直成といい、元和中に初めてこの社の神職となったという。その子を隠岐直信という。今の神職・尚明の五世の祖である。高瀬新田村に住む」と見える。 【3】大友氏流 ― 「集古文書」永仁六年下知状に「早く掃部大夫親範に、安芸国(広島県)厳島社の神主職、并びに同社領など、京都の地・五条坊門京極(榊殿と号す)、六波羅の地・六条車大路、鎌倉の地・東御門、それぞれ一箇所を領知させるべきこと。右は亡父・前下野守法師親澄の跡をもって配分せられるところである」と見える。 【4】常陸(茨城県)の榊氏 ― 「新編国志」に、権大夫月山和尚に従って奈良から来たとある。佐竹氏に仕えて御大工職であった。その子・大和(奈良県)に二子があり、与二郎といい、赤首大和という。……(中略)紀伊国(和歌山県)那賀郡○水村(この一字は原文が崩れている)の名家に榊新右衛門がある。筑前博多の櫛田社の社家にもこの氏がある。 (続いて別の見出しが並ぶ)「佐垣(さがき)― 加賀藩(石川県)給帳に『百五十石(紋は木瓜の内に二引)佐垣仙次郎、百石(同上)佐垣甚之助』と見える」「坂岸(さかぎし)」「榊田(さかきだ)― 藤原姓で、榊田重能の後という。『鎌倉大草紙』に犬懸氏に従う士としてこの氏が見える。また加賀に存する」「坂北(さかきた)― 越前(福井県)に坂北庄がある」「榊谷(さかきだに)― 志摩(三重県)に存する」

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

榊サカキ1道君姓越後國頸城郡の名族にして、越國造市入命の後裔、從五位上道君道より出づと云ふ。 2岩代の榊氏新編會津風土記、河沼郡濱崎村條に「稻荷神社神職榊奧正。共ハ名を忠重と云ふ。寛政十二年より當社の神職」と載せ、また同郡沼上村條に「春日神社神職榊出羽。其の祖を出雲直成とて、元和中、始めて當社の神職となりしと云ふ。其の子を隱岐直信と云ふ。今の神職尙明五世の祖なり。高瀨新田村に住さと見ゆ。 3大友氏流集古文書、永仁六年下知狀に「早く掃部大夫親範に、安藝國嚴島社の神主職、井に同社領等、京都の地·五條坊門京極(榊殿と號す)六波羅の地六條車大路、鎌倉の地、東御門、各壹筒所を領知せしむべき事。右·亡父前下野守法師親澄跡を以つて配分せらるゝ所也」と見ゆ。 4常陸の榊氏新編國志に一、權大夫月山和尙に從て、奈良より來る。佐竹氏に仕へて御大工職たり。子大和に二子あリ、與二良と云ひ、赤首大和と云ふ。……紀伊國那賀郡〓水村名家桐新右衞門。筑前博多櫛田社の社家に此の氏あり。佐垣サガキ加賀藩給帳に「百五拾石(紋木瓜內二引)佐垣仙次郞、百石(教同)佐垣甚之助」と見ゆ。坂岸サカギシ榊田サカキダ藤原姓にして、榊田重能の後なり。鎌倉大草紙、犬懸氏に從ふ士に此の氏見ゆ。又加賀に存す。坂北サカキタ越前に坂北庄あり。榊谷サカキダニ志摩に存す。

姓氏家系大辞典 第3巻 117コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

同じ読みの名字

榊と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

同じ漢字を使う名字

榊に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。

「榊」で始まる・榊を含む名字

榊の字をそのまま含む、より長い名字です。

同じくらいの多さの名字

全国順位が榊の前後にある名字です。

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