安
やすYasu
全国3105位 ・ 約4,220人
安(やす)は、近江に安国・安河などが見え、また安・筑前などにこの地名がある。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- やす
- ローマ字
- Yasu
- 全国順位
- 全国3105位
- 推計人数
- 約4,220人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
安をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Yasu読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 近江国(滋賀県)
- 筑前国(福岡県)
- 越後国(新潟県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
安(やす)は、近江(滋賀県)に安国・安河などが見え、また安・筑前(福岡県)などにこの地名がある。 【1】安国造 ― 安国とは、後の近江国野洲郡付近の地である。この国造は、開化天皇の皇子・日子坐王の子である水穂真若王を祖とし、「古事記」開化段に「水穂真若王は、近淡海の安直の祖」とある。 安直はすなわち安国造家であり、この王の孫を意富多牟和気という。「古事記」景行段に「倭建命が、近淡海の安国造の祖・意富多牟和気の娘である布多遅比売を娶った」とある。 「国造本紀」には、この国造を淡沢国造と載せ、「志賀高穴穂(成務)朝の御代、彦坐王の三世孫である大陀牟夜別を国造に定めた」と注する。大陀牟夜別とは、意富多牟和気にほかならない。 その入国に関しては、拙著『近江』を見よ。開化天皇の皇子・日子坐王には四人の妃があった。山代の荏名津比売、沙本の大闇見戸売、近江の息長水依比売、丸邇の袁祁都比売である。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない)次女の御井津比売は、三井の地名を負ったものである。 水穂真若王の孫・大陀牟夜別は、「古事記」に意富多牟和気と見える人で、成務朝に安国造に任じられた。安国とは、後世の野洲郡を中心とする一帯の地をいう。 古くは日槍の一族、次いで三上祝がこの地方を開拓したが、彦坐王と息長水依比売との結婚によって、その領土の権が子の水穂真若王に移ったものと思われる。そして三上祝が祭った天之御影神、今日の三上神社は、この国造によって崇敬されたのであろう。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
安ヤス近江に安國、安河等見え、又安筑前等に此の地名存す。 1安國造安國とは後の近江國野洲郵附近の地にして、此の國造は開化天皇の皇子日子坐王の子水穗眞若王を後にして、古事記開化段に「水穗眞若王は、近淡海の安直の祖」と見ゆ。安直は即ち安國造家にして、此の王の孫を意富多牟和氣と云ひ、古事記景行段に「倭建命云々、近淡海の安國造の祖·意富多牟和氣の女布多運比賣を娶リ給ふ」と見ゆ。國造本紀には、此の國造を淡澤國造と載せ「志賀高穴穗(成務)朝の御世、彥坐王三世孫大陀牟夜別を國造に定め給ふ」と註す。大陀牟夜別とは意富多牟和氣に外ならず。その入國に關しては、拙著近江に電化天皇の皇子日子坐王には四人の妃があつた。山代の荏名津比賣、沙本の大闇見戸賣、近江の息長水依比賣、丸邇の袁祁都比試し東艦又安ヤシロダ越後に矢代田の地名あ矢代左衞門ヤシロ-ヤシロヤヤシリ-ヤス六人生ヤスヤス次女御井津比賣は三井の地名を負はれたものである。水穗眞若王の孫大陀卒夜別は、古事記に意富多半和氣と見ゆる人で、成務朝、安國造に補せられた。安國とは後世の野洲郡を中心とする一帶の地を云ふ。古く日槍の族、次いで三上祝が開拓した地方であるが、彥坐王と息長水依比賣との結婚によつて、其の領土權が、その子水穂眞若王に移つたものと思はれる。そして三上祝が奉竇した天之御影神、今日の三上神社は此の國造によつて崇敬されたのであつたらう。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
安と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
安に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「安」で始まる・安を含む名字
安の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が安の前後にある名字です。
存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →
