錦
にしきNishiki
全国5317位 ・ 約1,950人
錦(にしき)は、にしごり(錦織部)およびその伴造の裔である。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- にしき
- ローマ字
- Nishiki
- 全国順位
- 全国5317位
- 推計人数
- 約1,950人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
錦をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Nishiki読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 近江国(滋賀県)
- 讃岐国(香川県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
錦(にしき)は、にしごり(錦織部)およびその伴造の裔である。「にしごり」の項を見よ。ただし地名を負う場合もあろう。 【1】錦村主 ― 倭の漢氏の族で、錦部村主というのと同じ。正倉院の宝亀九年の文書に、近江国(滋賀県)の人「錦村主特万呂、錦村主田主、○長錦村主三田」などが見える。また貞観十六年九月紀に「浅井郡の人・錦村主○常刀自に位二階を叙し、同戸の課役を免じて門間に表彰する」などとある。 【2】錦日佐 ― 倭の漢氏の族で、近江国浅井郡錦織郷の曰佐(おさ)である。延暦六年七月紀に「浅井郡の人・錦曰佐周与、蒲生郡の人・錦曰佐名吉らに志賀忌寸を賜う」とある。「志賀」の項を見よ。 【3】米錦連 ― 「類聚符宣抄」第七などに見える。 【4】錦宿禰 ― 百済族で、錦部宿禰と同じ。「錦部」の項を参照。……(中略)「漢の東海王の後、波能志より出る」云々と見え、「三善」の項に詳しい。……(中略) 【5】無尸の錦氏 ― 錦織部の裔か。正倉院の天平十八年の文書に出る。そのほか斉衡二年九月紀に「僧正長訓大法師が卒した。長訓は俗姓を錦氏といい、近江国滋賀郡の人である」とあり、この僧は「元亨釈書」巻三に「禅長訓。姓は錦氏、近州滋賀郡人」と見える。 【6】讃岐(香川県)の錦氏 ― 寛弘元年の大内郡戸籍に錦今町女を載せている。 【7】雑載 ― 「文華秀麗集」に錦彦公を載せ、下って徳川時代の戯曲家に錦文流、化政の頃に錦久留丸がある。また伊勢(三重県)などにこの氏が存する。 錦綾織(にしきあやおり)は職業部の一つで、「令集解」染戸の条に「別記にいう、錦綾織百十戸、年料一人につき錦一疋、綾一疋を織らせる。ただし貴錦は一疋を織らせる。錦機は世に四枚である。品部として調を取り、揺役を免ずる」とある。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
錦ニシキニシゴリ錦織部、及び其の伴造の裔也、ニシゴリ條を見よ。但し地名を負ひしもあらん。 1錦村主倭の漢氏の族にして、錦部村主と云ふに同じ。正倉院資龜九年文書に、近江國の人「錦村主特万呂、錦村主田主、〓長錦村主三田」等見えたり。又貞觀一六年九月紀に「淺井郡人錦村主〓常刀自に位二階を叙し、同戶の課を免じて、門間に表す」など見ゆ。 2錦日佐倭の漢氏の族にして、近江國淺井郡錦織郷の曰佐也。延曆六年七月紀に「淺井郡の人·錦曰佐周與、蒲生郡人錦曰佐名吉等に、志賀忌寸を賜ふ、」と。志賀條を見よ。 3米錦連類聚符宣抄第七等に見ゆ。 4錦宿禰百濟族にして、錦部宿調に同じ。錦部條參照。……「漢東海王の後·波能志より出づ、云々」と見ゆ。三善條に詳か也。……5無尸の錦氏錦織部の裔か。正倉院天平十八年文書に出づ。其の他、齊衛二年九月紀に「僧正長訓大法師卒す。長訓は、俗姓·錦氏、近江國遊賀郡人也」と此の僧は元亨釋書卷三に「禪長訓。姓は錦氏、近州滋賀郡人」と見ゆ。 6讃岐の錦氏寬弘元年の大内郡戶籍に錦今町女を載せたり。 7雜載文華秀麗集に錦彥公を載せ、又下りて德川時代、戯曲家に錦文流、又化政の頃に錦久留丸あり。又伊勢等に此の氏存す。錦綾織ニシキアヤオリ職業部の一にして、令集解、染戶の條に「別記に云ふ、錦綾織百十戶、年料一人、錦一疋、綾一疋を織らしむ。但し貴錦一疋を織らしむ。錦機は世四枚なり。品部と爲して、調を取り、搖役を免ず」と載せたり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
錦と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
錦に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「錦」で始まる・錦を含む名字
錦の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が錦の前後にある名字です。
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