善
ぜんZen
全国9121位 ・ 約861人
善(ぜん)は、 【1】漢族 ― 天応元年九月紀に「左京人正七位下善麻呂ら三人に姓を吉水連と賜い、従七位下善三野麻呂ら三人に吉水造を賜う」とあるのは、これは氏の字…
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- ぜん
- ローマ字
- Zen
- 全国順位
- 全国9121位
- 推計人数
- 約861人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
善をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Zen読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 豊後国(大分県)
- 伊予国(愛媛県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
善(ぜん)は、 【1】漢族 ― 天応元年九月紀に「左京人正七位下善麻呂ら三人に姓を吉水連と賜い、従七位下善三野麻呂ら三人に吉水造を賜う」とあるのは、これは氏の字の誤りではないかと思われる。 【2】三善姓 ― 三善氏は藤氏・菅氏・江氏などと同様に、略して善氏とも称したが、ついにそのまま氏となったものが多い。おおむね善氏というのはこの一族である。 「東鑑」巻五十に善六郎左衛門次郎、二十五に善左衛門太郎康知・善右衛門四郎、二十七・四十に善太郎左衛門尉、三十二・三十六・四十一に善右衛門次郎廉有、三十六に善右衛門五郎康家、四十・四十八・四十九に善右衛門尉、四十一・四十五に善左衛門次郎康有が見える。 四十三・四十八・四十九・五十・五十一に善五郎左衛門尉廉家、四十四・四十九に善右衛門康長、四十四に善刑部丞・善六郎兵衛尉、四十七に善次郎左衛門尉康有、四十八・四十九に善二郎左衛門尉、四十八に善兵衛太郎・善左衛門尉、五十一・五十二に善太郎右衛門康定などが見える。その系図は「三善」の項に詳しい。 【3】豊後(大分県)の善氏 ― 「図田帳」に「大野庄下村、五町六段三百歩(大野太郎基直跡)、同妹女、善修理亮高衛の妻が知行し、今は死去。子息は鶴丸、二町二段、助阿闍梨良慶」とある。また「大友系図」に「能直-女(善刑部大夫の妻、宮迫の先祖)」とある。 【4】伊予(愛媛県)の善氏 ― みよし・みしまの項を見よ。「予章記」に「三島七島社務職うんぬん、京都より善家の者が進止された。善三島というのは、飯尾の末葉である」とある。……(中略)勢多郡勝邑の膳城による。邑名・城名は、この氏がここに居たことにより起こったと伝える。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
善ゼン1漢族天應元年九月紀に「左京人正七位下善麻呂等三人に、姓を吉水連と賜ひ、從七位下善三野麻呂等三人に、吉水造を賜ふ」とあるは、葢氏の誤にあらざるか。 2三善姓三善氏は藤氏、菅氏、江氏等と同樣、略して善氏とも稱せしが、遂に氏となりしもの多し。大體善氏と云ふは此の族也。東鑑卷五十に善六郞左衞門次郞、二十五に善左衞門太郞康知、善右衞門四郞、二十七、四十に善太郞左衞門尉、三十二、三十六、四十一に善右衞門次郞廉有、三十六に善右衞門五郞康家、四十、四十八、四十九に善右衞門尉、四十一、四十五に善左衞門次郞康有、四十三、四十八、四十九、五十、五十一に善五郞左衞門尉廉家、四十四、四十九に善右衞門康長、四十四に善刑部丞、善六耶兵衞尉、四十七に善次郞左衞門尉康有、四十八、四十九に善二郞左衞門尉、四十八に善兵衞太郞、善左衞門尉、五十一、五十二に善太郞右衞門康定等見ゆ。その系圖は三善條に詳か也。 3豐後の善氏圖田帳に「大野庄下村、五町六段三百步(大野太郞基直跡)、同妹女、善修理亮高衞妻知行、今死去。子息鶴丸、貳町貳段、助阿闇梨良慶」と。また大友系圓に「能直-女(善刑部大夫妻、宮迫先祖)」とあり。 4伊豫の善氏ミヨシ、ミシマ條を見よ。豫章記に「三島七島社務職云々、京都よリ善家の者進止せらる。善三島と云ふは、飯尾の末葉也」と。……勢多郡勝邑膳城に據る。邑名、城名は、此の氏が居れるによりて、起れるなりと傳ふ。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
善と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
善に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「善」で始まる・善を含む名字
善の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が善の前後にある名字です。
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