巧
たくみTakumi
全国9313位 ・ 約833人
巧(たくみ)は、工部の裔であろうか。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- たくみ
- ローマ字
- Takumi
- 全国順位
- 全国9313位
- 推計人数
- 約833人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 石見国(島根県)
- 美濃国(岐阜県)
- 尾張国(愛知県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
巧(たくみ)は、工部の裔であろうか。「正倉院実三年文書」に「巧○成」などと見える。 (このあと原文は見出し「任美(たくみ)」の記事に移る)任美は、工氏の族か。 (このあと原文は見出し「工田(たくみだ)」の記事に移る)工田は、石見(島根県)に存する。 (このあと原文は見出し「工部(たくみべ)」の記事に移る)工部は、職業部の一つで、上代の工匠である。中古に木工寮があり、「令義解」に「頭一人、木作を営み構え、および材を採る事を○る。助一人。大九一人。少九二人。大属一〇少属一人。 工部二十人(謂うところ、雑色の白丁に限らず、工を知る者を取りて充てる、すなわち得考の色である)。使部二十人。直丁二人。駈使丁」と見える。 【1】美濃(岐阜県)の工部 ― 半布里「大宝二年戸籍」に工部島売、また春部里戸籍に工部姉売など三人の名を載せている。 【2】尾張(愛知県)の工部 ― 神名式、丹羽郡に宅美神社、託美神社を収め、同帳共に従三位である。この部民の奉斎した神社であろう。 【3】駿河(静岡県)の工部 ― 「和名抄」に有度郡に託美郷を収め、多久美と注する。 【4】摂津(大阪府・兵庫県)の工部 ― 「和名抄」に四成郡に宅美○神魂命の後を載せている。 【5】備前(岡山県)の工部 ― 「和名抄」に赤坂郡に宅美○がある。高山寺本に多久三と注する。 【6】そのほか、タクミの項を見よ。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
巧タクミ工部の裔ならんか。正倉院實三年文書に「巧〓成」等見ゆ。任美タクミ工氏の族か。工田タクミダ石見に存す。工部タクミベ職業部の一にして、上代の工匠也。中古、木工寮あり、令義解に「頭一、木作を營み構へ、及び材を採る事をる。助一人。大九一人。少九二人。大屬一〇少屬一人。工部廿人(謂は、雜色の白丁に限らず、工を知る者を取りて充つ、卽ち得考の色なり)。使部廿人。直丁二人。駈使丁」と見ゆ。 1美濃の工部半布里大寶二年戶籍に工部島賣、また春部里戶籍に工部姉賣等三人の名を載せたり。 2尾張の工部神名式、丹羽郡に宅美神社、託美神社を收む、同帳共に從三位也。此の部民の奉齊せる神社なるべし。 3駿河の工部和名抄、有度郡に託美郷を收め、多久美と註す。 4攝津の工部和名抄、四成郡に宅美〓神魂命の後を載せたり。 5備前の工部和名抄、赤坂郡に宅美〓あり。高山寺本に多久三と註す。 6その他、タクミ條を見よ。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
巧と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
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